【解決実績】後遺障害逸失利益を認めさせ示談金4000万円

事例詳細
ご依頼者	40代男性
事故状況	歩行者対自動車
受傷部位・傷病名	手指可動域制限
後遺障害等級	10級
自賠責基準の場合	650万程度
保険会社提示額	650万円
最終示談額	4000万円
依頼のタイミング	保険会社提示後
弁護士費用特約	なし

事故の状況

ご依頼者様が、歩道を歩行中に、後方から進行してきた自転車と衝突したという事故です。

依頼内容

ご依頼者様は、保険会社が提示した金額が適正なものか判断がつきかねたことからご相談にお越しくださいました。他の事務所にもご相談されたとのことでしたが、当事務所の見通しの説明などにご納得いただき、ご依頼をいただきました。

対応と結果

今回のご依頼では、特に後遺障害逸失利益（事故の後遺症によって仕事に支障が出たことについての損害）が問題となりました。まず、ご依頼をいただいてすぐに保険会社に対して示談交渉を行いましたが、一切交渉を後遺障害逸失益を認めないとの対応でした。

あわせて読みたい

交通事故の逸失利益とは？計算方法を具体例付きで紹介 事故が無ければ将来得られたはずの利益のこと逸失利益と呼びます。逸失利益には2種類あり、交通事故に遭い後遺障害が残った場合に請求することができる「後遺障害逸失利...

示談交渉を継続しても進展しないと判断したため、裁判所に訴訟を提起することとしました。訴訟提起後、保険会社側の弁護士が、「仕事に支障が出ていない」、「収入が減少していない」といった反論を行いました。

そのため、当事務所では、ご依頼者様と連携し、過去の裁判の事例に基づいて適切に反論を行った結果、適正な金額での和解が成立しました。

損をさせない特約について

今回のご依頼は、弁護士特約が無かったことから依頼をするかどうか悩まれていたというケースでした。当事務所では、「損をさせない特約」という特約をご用意しています。

「損をさせない特約」とは、最終的に依頼者様のお手元に残る金額が、依頼前よりも減ることがないことを保証する特約です。

ご依頼前に、見通しも含めて丁寧にご説明させていただきますので、安心してご相談ください。
具体的に説明します。

当事務所の弁護士特約が無いケースでの弁護士費用は、基本報酬が「獲得金額の10％＋20万円」です。

①依頼前の提示額　80万円
②依頼後の示談額　100万円

この場合、弁護士費用は33万円（税込）となり、お手元に残る金額が67万円となります。

③ただし、この場合は依頼後に手元に残る金額が減ることになりますので、「損をさせない特約」によって、弁護士費用を20万円（税込）まで減額して、お手元に残る金額が減らないようにしています。

あわせて読みたい

弁護士費用特約を利用するメリットと「損しない特約」について 弁護士費用特約に加入すると、交通事故の示談交渉を弁護士に依頼する費用を保険会社が負担してくれます。 「交通事故の示談交渉をどのように進めたら良いかわからない」...